04 パイナップルのはなし


■敵地敵作という考え方
輸入果物から禁止されている農薬が検出されたなどと幾度となく騒がれています。では、輸入農産物=危険なのでしょうか?
そうではありません。むしろ海外の方が安心できるという場合もあるのです。パイナップルには、多湿な日本の気候は適しません。また、栽培期間が長いため、除草剤の使用も一部で行われています。私たちが選んだ張さんのグループは、ほとんど農薬を使用していません。もちろん除草剤もです。それに台湾ではホルモン剤の使用が禁止されていますので、小ぶりですが、柔らかく育ちます。また輸入する時のくんじょう処理(薬剤を含んだ蒸気を浸透させ、中にいる虫や虫の卵を殺すことにより、作物自体を日持ちさせるためにおこなわれる処理方法)は多くの場合、行われておりません。行われた場合、販売を停止します。

■完熟への挑戦
基本的にパイナップルは、完熟手前の収穫です。それは、完熟直前に害虫にやられたり、輸送中の痛みが考えられるためです。ベネスティーのパイナップルは、ギリギリまでの完熟です。せっかく19ヶ月もかけて栽培した作物がベストの状態で収穫されないなんて辛すぎます。

 


copyright(C)2008 VeNesty. All rights reserved.