01 トマトのはなし


■ベネステイーの原点の野菜です。
最近は季節を問わず、販売店ではたくさんの種類を目にするようになったトマト。当店にも、季節によって様々なトマトたちが並びます。おいしいだけでなく、丸っこくって、鮮やかで、何だか売り場も活気が出るようで・・・ベネスティーもトマトが大好きです。ロゴの右上にもちょこんとファーストトマトが乗っています。実はこのトマト、ベネスティーを始めるきっかけになった野菜。なかなか面白い野菜なんです。
■トマトは面白い!
この2つのトマト何が違うでしょう?左が糖度6度、右が糖度10度。実は、同じハウスになっている同じ品種のトマトなんです。水分の関係や、樹の段数(上のほうか下のほうか)などが影響してこれだけ違うトマトができるんです。トマトは栽培次第で外見も味も大きく変わります。ここがとっても面白いところです。

■おいしいトマトの印は何でしょう?
栽培途中の青いトマトを見せて頂くと、どれくらいの糖度かだいたい分かるんです。ヘタの周りの濃いグリーン(ベースグリーン)が濃く、実が薄い緑ではなく、黄色みがかっていると糖度が高く、おいしいんです。実はトマトが指先の大きさの時から、おいしいかそうでないか分かるんです。
■トマトの旬は?
日本でトマトの路地栽培ができるのは夏だから「旬は夏」と思われがちですが、実はトマトの原産地はアンデス地方。この原産地の気候に最も近いのが春先のハウス栽培です。なので、春のトマトが一番味が良いんです。逆に路地栽培の夏場のトマトはなかなか大変です。雨の多い時期のあとの収穫の為、全体が水っぽくなり、昼間と夜の温度差がなく、糖度もあまり上がりません。
■フルーツトマトって?
トマトにも色々種類があります。その中で人気急上昇中なのが甘いトマト『フルーツトマト』です。フルーツトマトとは、品種ではなく、甘みの強いトマトを指します。一般のトマトの糖度の平均が5度と言われており、糖度が8度以上になるとフルーツトマトと呼ばれています。限界まで水を与えないことで、ギュっとうま味が凝縮された美味しいトマトに仕上げます。通常のトマトの何倍も手間をかけて育てます。

 


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